あの素晴らしいグルーヴをもう一度、、。

ギタリストはブルースに憧れ、シンガーはエルヴィスに焦がれる。そんなブログにしていきたいです。

若者の楽器離れとDTM世代。でもギタリストは生き残る?

”最近の若者は○○○”というのは古くから使われている常套句ですが、

音楽に関するもので私が最近聞いたのが

 

最近の若者は習得に時間がかかるものをやりたがらない”

 

です。

 

 

現代は時の流れの早さが加速してゆくにつれて

取捨選択の場面が今までより多く必要になってきます。

 

楽器なんかは基本的な技術を習得するまででも

5〜10年とか平気でかかってしまうし、

おまけにお金もどんどん減ってくので

深く掘り下げられないというのは

正直仕方ない事なのかなと思ってしまいます。

 

さらに今は楽器を弾けなくてもパソコン一台で音楽を作れます。

DTMDAWといったやつですね。

楽器の演奏のリズム、音程、強弱などを

キーボードをカタカタして打ち込めるんです。

そして各パートを重ね合わせれば簡単にバンドサウンドが出来上がる。

しかもドラム、ベース、ピアノなどは

高級な機材の音をサンプリングして売ってるものもあり

わざわざ本物を買う必要もありません。

 

こうなるともう曲を作る人で

生の楽器を使って弾く人はどんどんいなくなるでしょうね。

 だって技術の習得に何年も時間をかけずとも

良い音を出す楽器を買わなくても

たった一人で曲を作れてしまうのですから。

 

しかしそんなDTM,DAW時代に突入しても

生き残るのが可能な楽器があります

 

それがギターなんですね。

 

DTM,DAWのソフトに入ってるギターのサウンド

正確な音程を打ち込んでも不自然に聞こえてしまうんです。

 

これはギターという楽器があらゆる倍音を含む楽器だからです。

 

ジャーンと鳴らしただけでも

鳴らしてない弦の共鳴や各パーツの振動、

フレットと弦がかすかに当たる音、

ピックと弦が擦れる音、

あらゆる音が混じってあのギター特有の

うねりのある響きを生み出しています。

 

これはパソコン上では絶対再現できないんです。

なので作曲家やサウンドクリエイターからの

ギタリストの需要はとても高いんです。

 

ギターを長年頑張って弾き続けてこられた方にはラッキーな話ですね。

またこれから楽器を始めようという方はギターからやってみると

いいんじゃないかなと思います。

 

では!